この記事ではCOデータフローについて、簡潔に早見表にまとめました。
とにかく、どのトランザクションでどのデータを作成し、どこに貯まるのかが知りたい方へ。
※COのフローで使用されるトランザクションはかなり多いので、主要な物を挙げます。
| サイクル | トランザクションコード | 主な関連データ/動作 | 主な関連テーブル | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 日次 | KB11N | 会計伝票 | BKPF/BSEG/ACDOCA | 費用の直接再分配する際に使用。 すでに会計処理された費用について原価センタへの入力を修正する伝票を登録できる。 |
| 日次 | KB21N | 会計伝票 | BKPF/BSEG/ACDOCA | 直接活動の分配をする際に使用。 作業時間などを原価センタに直接入力できる。 |
| 日次 | KB41N | 会計伝票 | BKPF/BSEG/ACDOCA | 収益の直接再分配の際に使用。 すでに会計処理された収益について利益センタへの入力を修正する伝票を登録できる。 |
| 年次/月次 | KSU5 | 配賦実行 | COBK/COEP | 配賦を実行する際に使用。 共通費などを内訳問わず合計額の別名目で配分できる。(電気料金/水道料金/ガス料金 → 光熱費といった具合に) 共通費などを所定の比率で配分する際などに主に使用される。 |
| 年次/月次 | KSV5 | 実績賦課 | COBK/COEP | 配賦を実行する際に使用。 費用要素を保持したまま配分できる。 特に内訳を維持したまま配賦したい場合に使用される。 |
| 年次/月次 | KKAO/KKA3 | 仕掛品計算 | COSB | 仕掛品の費用計算をする際に使用。 まだ完成していない製品にどれだけのコストが投入されているかを算出できる。 本処理を行うことで採算タイミングで作りかけの製品にかかった費用を今期の費用にするのか、資産として来期に繰り越すのか決定できるようになる。 |
| 年次/月次 | KKS1 | 原価差額計算 | COBK/COEP | 原価差額の計算をする際に使用。 標準原価(目標コスタ)と実績原価(実績コスト)の差額を計算し、原因などを分析する。 |
| 年次/月次 | KP98 | 実績原価の再評価 | COBK/COEP | 実績原価の再評価を行う際に使用する。 標準原価を実績原価で上書きできる。 |
| 年次/月次 | KO88/CO88 | 決済処理 | BKPF/BSEG/ACDOCA | 決済処理をする際に使用。 製造指図や内部指図といった原価オブジェクトに関する決算処理を確定できる。(確定時にFIにも波及する。) |
| 年次 | KSB1 | 原価センタ明細照会 | ─ | 原価センタ明細を照会する際に使用。 部門に計上された前伝票の明細データを確認できる。 特に1年間の全取引を抽出し、異常な費用計上や配賦/決済の漏れがないかを明細1レコード単位で精査する際などに使用できる。 |
| 年次 | S_ALR_87013611 | 原価センタにおける計画/実績比較レポート | ─ | 原価センタにおける計画/実績比較レポートを閲覧する際に使用。 部門ごとの予算に対する費用の状況を一覧表示できる。 特に年間の執行率を確認し、大幅な乖離がある場合などにその理由を特定するためのサマリレポートとして使用できる。 |
| 年次 | KOB1 | 内部指図明細照会 | ─ | 内部指図明細の照会をする際に使用。 特定の内部指図に紐づくコストの明細を確認できる。 特に未決済の指図が残っていないか、また開発費などが正しく資産(建設仮勘定など)へ振り替えられたか確認する際などに使用できる。 |
| 年次 | KE30 | 収益性レポートの実行 | ─ | 収益性レポートを閲覧する際に使用。 収益性分析(CO-PA)のメイン画面で、製品別/顧客別/地域別など多角的視点から利益を確認できる。 特にどの製品が最も利益に貢献したかを経営層などに報告するための最終数値の算出に使用できる。 |
| 年次 | KE24 | 収益性分析の行項目照会 | ─ | 収益性レポートの収益産出地の内訳を照会する際に使用。 特に売り上げた製品に製造差異や物流費が正しく計上されているかを確認できる。 |
| 年次 | KE5Z | 利益センタ明細照会 | ─ | 利益センタの明細を照会する際に使用。 事業部など利益センタ事の貸借対照表や損益決算書の明細を確認できる。 特に会社全体の損益と、各事業部ごとの損益の合計が一致しているか、内部取引の総裁が正しいか検証する際に使用できる。 |


